自己分析2013:第一回中山・京都 その1(軸馬) [競馬トピックス]
上表について、少し説明を・・・
まず、上段の軸人気とは
私が公開した買い目の軸馬における単勝人気を軸人気と表現し、
締め切り後の単勝人気を示した。
続いて着順とは
私が公開した買い目の軸馬におけるレースでの着順を示した。
1人着順とは、
当該レースでの単勝一番人気馬におけるレースでの着順を示した。
さて・・・
私の指名する軸馬は人気サイドではあるが、
大多数の評価とは若干のズレがある。
軸馬に指名した7頭(中山金杯が2頭)の中で
最終的なオッズによる一番人気は
京都金杯のダノンシャークのみ。
これも締め切り直前までサウンドオブハートと争いながらの3.6倍で
一番人気としては高評価とは言えない。
(サウンドオブハートも3.6倍だった)
しかしながらこれには違和感を覚える。
サウンドオブハートがあまりにも高評価過ぎると思えるのだ・・・
恐らく、阪神JF:二歳G1での三着および桜花賞:三歳G1での四着
そして前走、古馬に混じって勝ち上がったターコイズS:牝馬OPの
内容が評価された結果だろう。
評論家諸氏は
”桜花賞で後の牝馬三冠:ジェンティルドンナの四着”
と持ち上げていた・・・
個人的見解を申し上げれば、
ジェンティルドンナに0.5秒も離された惨敗でしかないし
直前の古馬との対戦も、古馬陣にろくな馬が居なかった。
それにレースそのものが16番人気が二着しちゃうような低レベル・・・
一番人気で勝った事だけが評価点でしかない。
実際の馬券購入検討において買える要素は
前走一着と鞍上の松岡正海だけである。
どう考えても二番手候補を超える事は出来なかった。
レース映像を確認して頂ければ分かるだろうが
勝ち馬に並ぶ間もなく交わされて、
最後は三着のヤマニンウイスカーと脚色同じで
四着に流れ込んだ感じ・・・
松岡正海にしても、ほぼ完璧な騎乗だったと思ったハズで
観ている側も直線までは
「勝たれたな・・・」
と思える程だった。
多分今後も牝馬限定GⅢくらいなら勝てると思うし
ひょっとすればコイウタみたいな展開もあり得るが
一番人気には出来ないな。
さて、もう一つ
もっと納得出来ないレースがある。
それは中山:フェアリーSの軸馬サンブルエミューズの二番人気
「あり得ない・・・」
このレースの一番人気はC・ルメール騎乗のイリュミナンス、
阪神1600の新馬を勝ち上がったばかり・・・
これもまたウケ狙いの評論家が持ち上げていた
確かに新馬戦の映像では、他馬よりも大きく観えて
将来性は感じられる。
だがしかし、
関東地区への初遠征&初中山と不安要素満載、
鞍上を加味しても二番手以降が妥当では無かろうか?
対してサンブルエミューズは前走の阪神JF:二歳G1を
積極的な競馬で八着、鞍上が津村君だったので納得の内容。
前前走は二歳限定OPとは言いながら、同じ中山1600を
牡馬に混じっての一番人気で一着!
豪脚炸裂で鞍上の岩田が珍しく、大はしゃぎをしていた。
軸馬の選定に迷う必要など何も無い
特別レース登録馬に名前があり、鞍上が岩田となった時点で
枠順関係無くサンブルエミューズに決定!
心配なのは過剰人気で採算割れだけだった・・・
それこそ余計な心配だったね・・・
実際のレースでは
東京の新馬を勝ち上がったクラウンロゼが引っ張る展開で
サンブルエミューズが前半やや掛かり気味でこれをマークの二番手
三番手には、これもまた東京の新馬を勝ったばかりのウキヨノカゼが付け
最後の直線を迎える・・・
サンブルエミューズが早めにクラウンロゼを捉えて先頭に躍り出るが
クラウンロゼが内から差しかえし、また外からウキヨノカゼにも
差されてサンブルエミューズは三着でゴール・・・
一番人気のイリュミナンスは最後の最後に見せ場を作っての四着
結局、長距離輸送の無かった新馬勝ち馬がワン・ツーを占めた・・・
今後について言えば、サンブルエミューズは短距離の方が良いのかな、
マイルが限界だろうね、多分・・・
一・二着馬はまだ分からない、
人気もなかったので楽に乗れたのも良かったのではないか
さてイリュミナンスですが、
恐らくオークス向きだとは思います。
ここで、負けちゃったから桜花賞に進むためには
トライアルを使わざるをえないのですが、
使うなら3月2日の阪神チューリップ賞:GⅢでしょうね、多分。
C・ルメールは明日までの短期免許だから乗り替わりとなります。
W・ビュイックなら買いかな・・・
チョット長くなりましたね・・・
他のレースについて少し触れておきますが、
シンザン記念のエーシントップは早咲き感があったので二番手評価
京都牝馬Sのハナズゴールは京都での実績不足で二番手評価
AJCCのルルーシュは乗り替わりの時点で二番手評価
軸馬については以上
・・・その2に続く・・・
コメント 0