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心の洗濯 in Yamagata! :最終回 [転載記事]

翌朝、八時頃目覚めたが、本当によく寝た・・・・

「殿、朝食で御座います!」

「爺、大儀である!」

(撮影を忘れましたが、旅館の朝食的でした)

そうこうしていると、爺の兄ちゃん(ジーニー)が登城・・・・

「殿、蕎麦はお好きでしょうか?」

「”あたしゃ、貴方のそばが良い♪” なぁーんちゃってね!」

「バキッ!」

「いきなり、手荒な仕打ちだね、はははっ! 好きだよ・・・・痛てぇ

「では、早速!」

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 「おおっー、なんとも風情のある佇まい、期待値大だね!」
 
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「良いジャン、良いジャン、最高ジャン!」
「流石ジーニー、いい所を知ってるねぇー!」
 
「お褒めにあずかり恐れ入ります!」
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「やっぱ、ゲソ天はあるのね。でも昨日の店は150円だったかなぁー?」
 
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「ちょっと、豪華じゃねぇ? では一口」
 
「・・・・・・・・」
 
「殿、いかがなされました?」
 
「爺、今まで代が食していた蕎麦とはまるで違うぞ!」
「”野趣に富んでいる”とでも言うのだろうか・・・美味い!」
  
「ジーニー殿、次回は一日で五軒くらい回りたいものだのぉー!」
 
「ガータマヤにはこの程度の店舗は腐るほどございます!」
 
「えっーホントぉー、じゃあ次は朝から蕎麦屋巡りで!」                  (いつになるか、分からないけど・・・・・)
 
「代は満足じゃ!」
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「爺、昨日とは打って変わって最高の天気だね!」
 
「然様で御座いますな」
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「では、馬を急がせて民の集う場所へ参りましょう」
 
「えっ、まさか芋煮会。やってないんじゃ無いの、あれはTV用のイベントでしょ?」
 
「殿、何か仰いましたか?」
 
「いや、腹がきつうなったでな、アクビじゃ欠伸・・・」
 
「また、爺のヘソが曲がっちゃうと困るからね」

「殿、着きましてございます」

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「鍋の向こうに見えますのが」
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「ここが正に芋煮会発祥の地で御座います!」
 
「さよか、一応やってるね、地味ぃーに・・・」
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「こっちは、観光客専用かぁー・・・」
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「やっぱ、地元の人間は冷めてるんじゃないの?」

 

「殿、また何か仰いましたか?」

「いや別に、それより登ろうよ”唐松観世音”」

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「爺、やはり秋じゃのぉー!」

「然様で御座いますな」

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「茶坊主、大儀である!」
「殿、看板で御座います!」
「さよか」
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「やっぱ、鍋デカイね!」
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ジーニーの背中
 
  
「じゃあ、戻るかね」
 
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「爺、あれ何?」
「芋煮会で御座います」
 
「ふーん、やっぱ物好きはいるんだ」
 
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「爺、あそこの狼煙は何?」
「ですから、芋煮会で御座います」
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「爺、あれは?」
「・・・・・」
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「爺、あれは?」
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「爺・・・・」
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「爺・・・・」
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「爺、これは変でしょ? さっきから川沿いを相当走ってるよ!」
 
「すべて、芋煮会で御座います!」
 
「うっそぉー、あり得ねぇー!」
「これってさぁー、スペースシャトルからも見えると噂される人類の集い?」
「山形市民の八割が集っているって本当?」
 
「バキッ!」
「お戯れを!」
 
「爺、キャラ変わった・・・?」
「それにしても、嘘じゃ無かったって事なのね・・・・」
「山形県民は芋煮命なんだ・・・・」
「それにしてもさぁー、皆さん淡々と粛々とやってるよね。凄いなぁ-」
 
「バキッ!」
 
「殿、山形では1シーズンに少なくとも2~3回、
人によっては5~6回も珍しくはありませぬ!」
 
「ふーん、だから昨日はいなかったんだ。
特別じゃないからわざわざ悪天候で強行することも無い訳ね!」
 
 
「然様で御座います!」
 
「”カラオケ行くぅー、良いよぉーん!”みたいなノリね!」
 
「うっうっうっうっ・・・・」
 
「爺、大丈夫?」
 
 
 
 
 
 
「爺、そろそろお江戸に戻らねばならぬ時刻じゃ!」
 
「・・・・・・」
 
「楽しい時間は矢のように過ぎゆくのぉ-」
 
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「・・・・・・」
 
「では、さらばじゃ!」
 
 
 
 
 
車窓から見える風景は、時代と共に変わりゆくのかも知れない。 
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しかしながら、違和感との共存は心に病をもたらす
 
 
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幻想といわば言え、しかしながらあえて言わせてもらおう、
日本の田舎はこうありたい!

 

 
 
  
お詫びそして御礼
 
この紀行にコメント下さった皆様、アンサー出来ません事を心苦しく感じております。申し訳御座いませんでした。
また、短期間に二度の訪問を快く受け入れて下さいましたapuro氏には感謝以外の何ものでもありません。加えて、今回は兄上様にも多大なる御便宜を図って頂きまして恐縮至極でございます。本当にありがとうございました。
 
Lucifer7922

 

(2010-09-27から六日間掲載:平均閲覧回数260)
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編集後記
六日間の記事を読み返すと、内容はともかく、書き上げようとする強い情熱を感じる。僅か四年、されど四年と言えるのだろう。今、同様の旅をしたとしてもこんな記事は書けない。内容の良し悪しではなく、気力が続かない。そんな意味でも貴重な財産である。

タグ:山形
nice!(6)  コメント(3) 

nice! 6

コメント 3

親知らず

apuro様とジーニー様の暖かさを感じます。
良い旅でしたね。
by 親知らず (2014-05-10 07:43) 

pn

そう、この河原のシーンが印象的でした、ごく普通の事なんですよね。
by pn (2014-05-10 07:59) 

パウロ

バイクがFatBoyなのがいい
by パウロ (2014-05-10 10:32) 

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